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2024年10月24日

「仕事が遅い」と「仕事は早いけど同僚に嫌がらせ」どっちがマズい?

Aさんは仕事が遅い。
Bさんは仕事は早いけど、そんなAさんに対して嫌がらせしている。

こんな場面のネット記事(ニュースサイト)を見ました。

本記事では、これを題材にしてみます。
好評の「弁理士&社労士シリーズ」です(社労士は未登録)。
労務ネタにアイデアを添えてお届けします!

■「仕事が遅い」と「仕事は早いけど同僚に嫌がらせ」どっちがマズい?

(1)結論

マズいのは、嫌がらせするBさんです。圧倒的にマズいです。

小節やドラマの世界だと、そういう古参社員が描かれたりします。
嫌がらせどころか、いじめなどに発展するおそれもあります。
反面教師にしたいですね。

(2)理由

従業員は、会社に対して仕事をするものです。
従業員はみなそういう契約(雇用契約)を自分の意思でしたのです。

つまり従業員はみな、会社のほうを向いて仕事をすべきです。
上司がいれば、上司のほうを向いて仕事します。

たしかに、仕事が遅いAさんは、業務量はBさんより少ないでしょう。
それでも、上司のほうを向き、上司のためにはなっています。

また上司にとっても、必ずしも仕事が遅いことが悪いとは限りません。
別の点でAさんの存在を認めていることもあるでしょう。

一方、Bさんは、たしかに業務量はAさんよりも多いかも知れません。
ただ、Aさんの邪魔をしています。
向いている方向が、上司ではなく同僚になっています(★ポイント)

こういう人は、作業はできても、仕事はできない人と言えるでしょう。


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■上司の責任と手柄

Bさんは、Aさんの仕事が遅いことが迷惑かも知れません。

しかしその場合は、Bさんは、上司に相談すべきです。
あくまで上司のほうを向いて仕事をするべきです。
Aさんに対して嫌がらせをするのは、お門違いです。

また、AさんとBさんがチームとして仕事することもあるでしょう。
チーム全体としての評価(手柄)が気になるかもしれません。

しかしチーム全体の手柄は、上司の手柄です。
いくらBさんが仕事が早くても、Bさん個人の手柄ではありません。

付け加えるなら、
✔上司は手柄だけでなく、責任も取る
✔「上司に手柄を奪われた」という話しも、このケースの誤解が多い

■誤った情報でトラブルにならないように

上記のようなことは、社会人なら当然わかっているかも知れませんね。

ただ現代では、誤った情報は多いものです。
誤った情報でトラブルにならないように注意しましょう。

もしネットの情報で不安などあるときは、必ず自分で調べましょう。
そして今の情報社会は、そのための情報がいくらでもあるのです!

当ブログも特許だけでなく、労務ネタもツッコんでいきます(笑)
むしろ社労士に登録していないからこそお伝えできることもあります。
今後も「弁理士&社労士シリーズ」(社労士は未登録)は続きます!

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Which is worse: "Working slowly" or "Working quickly but harassing coworkers"?

Person A works slowly.

Person B works quickly but harasses Person A.

I saw an online article (news site) about a situation like this.

I will use this as the subject of this article.

This is the popular "Patent Attorney & Social Security Attorney Series" (not registered as a social security attorney).

We will deliver ideas to labor-related topics!

■ Which is worse: "Working slowly" or "Working quickly but harassing coworkers"?

(1) Conclusion

The one who is worse is Person B who harasses. It is overwhelmingly worse.

In the world of short stories and dramas, long-time employees are often portrayed like this.

It could develop into more than just harassment, it could develop into bullying.

I hope this will serve as a bad example.

(2) Reason

Employees work for a company.

All employees enter into such contracts (employment contracts) of their own volition.

In other words, all employees should face the company when they work.

If there is a boss, they will face the boss when they work.

It is true that Person A, who works slowly, has less work than Person B.

Still, he faces the boss and is doing his boss a favor.

Also, it is not necessarily a bad thing for the boss to work slowly.

He may acknowledge Person A's existence in other ways.

On the other hand, Person B may certainly have more work than Person A.

He just gets in the way of Person A.

He is facing his colleagues, not his boss (★ point)

This kind of person can do the work, but he cannot do the job.

■Supervisor's responsibility and credit

Person B may be annoyed that Person A works slowly.

However, in that case, Person B should consult with his boss.

He should always face the boss when he works.

It is not appropriate to harass Person A.

Also, Person A and Person B may work as a team.

He may be concerned about the evaluation (credit) of the team as a whole.

However, the credit for the entire team belongs to the boss.

No matter how fast B is at his work, it is not credit for B personally.

In addition,

✔The boss not only takes credit but also takes responsibility

✔The story of "my boss stole credit" is also a common misunderstanding of this case

■How to avoid trouble due to incorrect information

The above points are probably obvious to anyone who works.

However, in today's world, there is a lot of incorrect information.

Be careful not to get into trouble due to incorrect information.

If you are unsure about information on the Internet, be sure to research it yourself.

And in today's information society, there is plenty of information for that purpose!

This blog will not only discuss patents, but also labor-related topics (laughs).

In fact, there are some things I can tell you because I am not registered as a labor consultant.

The "Patent Attorney & Labor Consultant Series" (not registered as a labor consultant) will continue in the future!



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