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2024年08月27日

他者の特許や著作権のことを知らずに同じものを自作品販売したらどうなる?【リライト版】

「不用品販売と自作品販売の特許から見た決定的な違い」
について別の記事でご説明しました。詳細はこちら。要約はこちら

上記記事では、
「自作品販売が、特許の侵害になることがある」
そんなことについてご説明しました。

本記事は、自作品販売について、特許と著作権の違いについてです。

<事例>
Aさんが自作品を販売しています。
✔Aさんは他者の特許や著作権のことを知らない
✔たまたま同じものを自作品販売した
この場合、どうなるか?


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<結論>
Aさんの自作品販売は、
✔①著作権の侵害にはならない可能性が高いです。
✔②特許権の侵害になる可能性が高いです。

<理由>

■①著作権

著作権法の趣旨は、創作活動を奨励して文化を発展させることです。
いつ他人の著作権を侵害するかわからない状況では、困りますね。
創作活動が萎縮(いしゅく)してしまいます。

そこで、
✔他者の著作物(著作権)のことを知らずに、
✔たまたま同じものを自作して販売したとしても、
著作権の侵害にはなりません。

著作権のこのような性質を「相対的独占権」といいます。
興味ある方はこのキーワードで調べてみてください。

なお、故意に侵害したのに、言い訳できるということではありません。
念のためお伝えしておきます。

■②特許権

特許権は、発明を開示した者に対して与えられる権利(独占権)です。
強い権利が与えられます。

たまたま他者の特許のことを知らなかったとしても、
✔同じものを自作して販売すれば、特許権の侵害になります。

特許権のこのような性質を「絶対的独占権」といいます。
興味ある方はこのキーワードで調べてみてください。

特許権の性質を、著作権の性質と単純に比べる必要はありません。

著作権で①のように扱われる→特許も①のように扱うべき
とはなりません。法目的が違うからです。

ご参考になれば幸いです。

<元記事>

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<機械翻訳>

What happens if you sell the same thing as someone else without knowing about their patents or copyrights? [Rewritten version]

I explained in another article about "the crucial difference between selling unwanted items and selling your own work from a patent perspective."

Details here. Summary here.

In the above article,

I explained that "selling your own work can be a patent infringement."

This article is about selling your own work, and the difference between patents and copyrights.

<Example>

Mr. A is selling his own work.

✔Mr. A does not know about the patents or copyrights of others

✔He happens to sell the same thing

What happens in this case?

<Conclusion>

Mr. A's sale of his own work

✔①It is highly unlikely to be a copyright infringement.

✔②It is highly likely to be a patent infringement.

<Reasons>

■①Copyright

The purpose of copyright law is to encourage creative activities and develop culture.

It would be a problem if you were in a situation where you didn't know when you would infringe on someone else's copyright.

It would discourage creative activities.

So,

✔If you don't know about someone else's work (copyright),

✔if you happen to make the same thing and sell it,

it is not a copyright infringement.

This nature of copyright is called "relative monopoly."

If you're interested, please search for this keyword.

However, this does not mean that you can make excuses for intentional infringement.

Just to be sure, let me tell you.

■② Patent rights

Patent rights are rights (exclusive rights) given to those who disclose an invention.

Strong rights are given.

Even if you happen to not know about someone else's patent,

✔if you make the same thing and sell it, it is a patent infringement.

This nature of patent rights is called "absolute monopoly."

If you're interested, please search for this keyword.

There is no need to simply compare the nature of patent rights with the nature of copyright.

If copyright is treated like ①, it does not mean that patents should also be treated like ①. This is because the legal purposes are different.

I hope this is helpful.



shinonomepat at 23:59│└ 著作権 | └ 権利化後
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