2020年03月05日
【Q&A】アイデアとデザイン両方に特徴がある商品を守るには?
(A)アイデアについては「特許」または「実用新案」、デザインについては「意匠」で守ります。新商品の特性によって最善の対応は異なります。知的財産権の専門家である弁理士にご相談ください。
以下では、一般論として一つの考え方をお伝えします。
<アイデアとデザイン両方に特徴があるものを守るには?>
✔①アイデア(特許)で守れば十分なことも多い
✔②特許が無理ならデザイン(意匠)で守るというスタンスも
✔③特許が取れるか判断することの重要性
■①アイデア(特許)で守れば十分なことも多い
新商品について、他者に模倣されるのを防ぎたいですね。
ところで、その新商品について、他者にどんな模倣をされたら困るでしょうか?
「アイデアが同じで、デザインが異なるもの」
は、いろいろ考えられますね。模倣されたらイヤですね。
一方、その逆、
「デザインが同じで、アイデアが異なるもの」
は、考えられるでしょうか?
あまり考えられませんね。
そうすると、その新商品のアイデア(特許)を守れば、十分とも言えそうです。
■②特許が無理ならデザイン(意匠)で守るというスタンスも
①からは、
では、その新商品のアイデアで、特許を取りましょう!
ということになります。
ただ、特許の取得は、そんなに簡単とは言えません。
そこで、
「特許が無理ならデザイン(意匠)で守る」
というスタンスもありです。
■③特許が取れるか判断することの重要性
②の「特許が無理なら」というのは、どう判断しましょうか?
特許を出してみて、特許が取れなかったら、意匠を出す?
それも一つの考え方です。
ただ、特許で相当の費用が発生し、さらに意匠で相当の費用が発生するのは、なかなか大変です。
そこで、特許を出す前に、特許が取れるかどうかを判断しましょう。
そのためには、どのような特許がすでに出されているか、特許調査を行うことが有効です。
特許調査の結果、特許が取れそうであれば、特許を出します。
特許が取れそうもなければ、意匠を出すという選択肢もあります。
ちなみに、この特許調査は、いずれにしても特許を出す際には行うことが好ましいものです。アイデアとデザイン両方に特徴があるものに限りません。
特許調査については、特許調査を専門にしている弁理士にご相談ください。
■
いかがでしたでしょうか?
資金に余裕がある方は、はじめから特許と意匠を出してもよろしいと思います。
本記事は、
✔資金にそこまで余裕がない方
✔効率的に知的財産権を取得したい方
に向けて書いてみました。
ご参考になれば幸いです。
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