2019年11月17日
特許の審査で不明確と指摘され、選択を求められたときの対処法
(A)一般的には、大丈夫です。
aとbのどちらなのか、あなたの発明しだいで選べばいいでしょう。
<解説>
審査官の立場で考えるとわかりやすいです。
審査官としては、できるだけ少ないやりとりで、特許したいのです。仕事を効率的にこなすためです。
「aかbかどちらか?」というのは、誤ったほうを選択したら特許にならない、ということではありません。単に、審査官は、明確な内容で特許したいだけです。
仮に審査官が、誤ったほうを選択したら特許にしないという意思があるのでしたら、審査官は次のように指摘するでしょう。aが正しく、bが間違っているとします。
①「aとbのどちらか?」ではなく、「aではないか?」と指摘する。
②不明確であるという指摘に加えて、「bの場合は別の拒絶理由がある(進歩性なし等)」ことを併せて指摘する。
①、②以外の指摘の仕方もありますが、いずれにしても、審査官は正しいほうに誘導するはずです。そうすることで、できるだけ少ないやりとりで、効率的に特許に導けます。それがある意味、優秀な審査官です。
ですので大丈夫です。
aとbのどちらなのか、あなたの発明しだいで選べばいいでしょう。
ご参考になれば幸いです。
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