2017年09月30日
PREP法を意識した特許出願書類の書き方
説得力のある説明をするための方法の一つとして、PREP法(プレップ法)が知られています
PREPは次の頭文字です。
P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
P:Point(結論)
つまり、①結論②理由③具体例④再び結論を言うということですね。
特許の出願書類にも、PREP法を生かせるでしょうか?
PREPのそれぞれを、特許出願書類に対応付けるとこんな感じでしょうか。
P:結論 → 特許請求の範囲
R:理由 → なぜこの発明をしたか、その背景と問題点(背景技術~解決課題)
E:具体例 → 発明を実施するための形態
P:結論 → 特許請求の範囲、課題を解決するための手段、発明の効果、実施形態の効果など
特許の出願書類の順序と、ほぼ対応しているようです。やはりこれがわかりやすいのでしょうね(一般に特許の書類がわかりにくいと言われるのは、別の要因のようです。)。
ちなみに、それぞれの部分の説明でも、さらにPREP法を意識すると、説得力が高まると言えそうです。
PREP法で最も重要なのは、もちろんPです。重要度の順序を付ければ、P>R>Eでしょう。
この点は、特許の出願書類の重要度も同じです。
特許の出願書類で、最も重要なのは、もちろん特許請求の範囲(P)です。
次は、なぜこの発明をしたか、その背景と問題点(背景技術~解決課題)の部分(R)が重要です。ここまでが発明の直接的な説明です。
実施形態(E)はボリューム的には多いですが、あくまで発明の実施形態の一例であって、発明の直接的な説明ではありません。特許の出願書類では、重要度としては相対的には低いものです(特許事務所によっては、PとRの部分を弁理士が書いて、Eの部分をスタッフが書くこともありますが、このためです。)。
特許の審査官も、PとRの部分は必ず目を通しますので、特にこの部分の内容を充実させるといいでしょう。
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PREPは次の頭文字です。
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R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
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つまり、①結論②理由③具体例④再び結論を言うということですね。
特許の出願書類にも、PREP法を生かせるでしょうか?
●PREP法を意識した特許出願書類の書き方
PREPのそれぞれを、特許出願書類に対応付けるとこんな感じでしょうか。
P:結論 → 特許請求の範囲
R:理由 → なぜこの発明をしたか、その背景と問題点(背景技術~解決課題)
E:具体例 → 発明を実施するための形態
P:結論 → 特許請求の範囲、課題を解決するための手段、発明の効果、実施形態の効果など
特許の出願書類の順序と、ほぼ対応しているようです。やはりこれがわかりやすいのでしょうね(一般に特許の書類がわかりにくいと言われるのは、別の要因のようです。)。
ちなみに、それぞれの部分の説明でも、さらにPREP法を意識すると、説得力が高まると言えそうです。
●特許出願書類の重要度
PREP法で最も重要なのは、もちろんPです。重要度の順序を付ければ、P>R>Eでしょう。
この点は、特許の出願書類の重要度も同じです。
特許の出願書類で、最も重要なのは、もちろん特許請求の範囲(P)です。
次は、なぜこの発明をしたか、その背景と問題点(背景技術~解決課題)の部分(R)が重要です。ここまでが発明の直接的な説明です。
実施形態(E)はボリューム的には多いですが、あくまで発明の実施形態の一例であって、発明の直接的な説明ではありません。特許の出願書類では、重要度としては相対的には低いものです(特許事務所によっては、PとRの部分を弁理士が書いて、Eの部分をスタッフが書くこともありますが、このためです。)。
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