2015年05月20日
【ビジネタ】1000円の弁当を250円で売る方法？
今日は、自宅の近くで、お弁当屋さんがオープンしました。
それを記念して、いつもと違ったビジネスネタです。 （注）コーラの話しではありません。
そのお弁当屋さん、大手のフランチャイズ等ではありません。個人商店（個人事業主）でしょう。
ウリは「お弁当が250円」だそうです。
250円と言うのが、オープン記念価格なのか、今後もその価格でやっていくのかわかりません。
こう言ってはなんですが、そのお弁当屋さん、今後も250円でやっていくのなら、やがて行き詰ることでしょう。
＊
なぜそう思うのか？
ざっくり一言で言えば、「値段しかウリがない」ということです。
価格をウリにできるのは、大量仕入れ・大量販売・大量広告が可能な、大手のビジネスモデルです。
個人商店（個人事業主）が、それをやってはいけません。
経営者の仕事は、お金を世の中に回すことです。そのためのビジネスモデルを作ることです。
小規模の会社の経営者であれば、商品やサービスに付加価値を付けて、高く売ることが重要です。
安く売ることは、小学生にでもできます（と言っては、むしろ小学生に失礼かも知れません。）。
経営者はそれではいけません。付加価値を付けて高く売ることは、小学生にはできないでしょう。
＊
では、そのお弁当屋、どうすればいいでしょうか。
250円は、オープン価格にします。
あとは、お弁当に付加価値を付けて、1000円で売りましょう。
値段を４倍にしたら、お客さんの数が１／４になる？怖くてできないかも知れません。
しかし、それはそれでいいのです。
例えば、
原価が１００円で、売価が２５０円なら、利益は１５０円。
原価が３００円なら・・・
原価が３倍の食材を使えば、さまざまなアレンジが可能です。
アイデアしだいで、さまざまな価値を付加できるはずです。
原価が３００円で、売価を１０００円にすれば、利益は７００円です。
原価が安くても、付加価値を付けて、４倍以上の価値あるお弁当にしましょう。
そうすれば、お客様もうれしいはずです。
お店としても、お客さんの数が１／４になっても、より高い利益が上げられます。
仕事に余裕も生まれるでしょう。そうすれば、より付加価値を高めるアイデアを生めるはずです。
250円のお弁当と一緒でも構いませんが、ぜひ1000円のお弁当も売ってほしいものです。
わたしも、少なくとも４回に１回は、そのお弁当を買ってみることでしょう。
＊
お弁当は、消費期限があるし、たしかに難しいかも知れない・・・
でも、その「課題」を克服すれば、よりお客さんに満足してもらえるだろう・・・
自分がそのお弁当屋さんだったら、どうするだろうか？
あるいは、そのお弁当屋さんのコンサルタントだったら、どう提案するだろうか？
そんなことを考えるのは、発明を創作するのと同じで、楽しいものです。
今日はそんな一日でした。
＊
アイデアを生かして、付加価値を付けて、利益を上げる。これが、小規模事業者の理想です。
せっかく考えたアイデアを模倣されないためには、特許や実用新案や商標で保護することも有効です。
あのお弁当屋さん、実は、「いつもは1000円の」お弁当を、オープン記念で250円で売っている・・・
そうだとしたら、成功間違いないでしょうね。
あっ！このアイデア、特許は取れるかな・・・
【ＰＲ】多くの経営者と知り合うことで、日々学び、ビジネスの知見を共有しています！
そんな東雲（しののめ）特許事務所へのお問い合わせは、お気軽にこちらからどうぞ！（お問い合わせフォームが開きます。）
http://www.patande.com/お問合わせ/
最後までお読みくださりありがとうございました。
東雲特許事務所（しののめ特許事務所）の田村でした。
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東雲特許事務所（しののめ特許事務所）
弁理士 田村誠治（元特許庁審査官）
【東京都港区新橋】【東京都中央区八丁堀】【東京都北区田端】
【稀有な経歴】特許技術者→特許庁審査官→特許事務所運営
【楽しいホームページ】
個人発明家・小規模事業者専門の東雲（しののめ）特許事務所
http://www.patande.com/
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＊
なぜそう思うのか？
ざっくり一言で言えば、「値段しかウリがない」ということです。
価格をウリにできるのは、大量仕入れ・大量販売・大量広告が可能な、大手のビジネスモデルです。
個人商店（個人事業主）が、それをやってはいけません。
経営者の仕事は、お金を世の中に回すことです。そのためのビジネスモデルを作ることです。
小規模の会社の経営者であれば、商品やサービスに付加価値を付けて、高く売ることが重要です。
安く売ることは、小学生にでもできます（と言っては、むしろ小学生に失礼かも知れません。）。
経営者はそれではいけません。付加価値を付けて高く売ることは、小学生にはできないでしょう。
＊
では、そのお弁当屋、どうすればいいでしょうか。
250円は、オープン価格にします。
あとは、お弁当に付加価値を付けて、1000円で売りましょう。
値段を４倍にしたら、お客さんの数が１／４になる？怖くてできないかも知れません。
しかし、それはそれでいいのです。
例えば、
原価が１００円で、売価が２５０円なら、利益は１５０円。
原価が３００円なら・・・
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原価が３００円で、売価を１０００円にすれば、利益は７００円です。
原価が安くても、付加価値を付けて、４倍以上の価値あるお弁当にしましょう。
そうすれば、お客様もうれしいはずです。
お店としても、お客さんの数が１／４になっても、より高い利益が上げられます。
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＊
お弁当は、消費期限があるし、たしかに難しいかも知れない・・・
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自分がそのお弁当屋さんだったら、どうするだろうか？
あるいは、そのお弁当屋さんのコンサルタントだったら、どう提案するだろうか？
そんなことを考えるのは、発明を創作するのと同じで、楽しいものです。
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＊
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